【スペレ1800】毒眠メガガルーラ【逆さバトル】




    らきと申します。


    シーズン10が始まってからおよそ1ヶ月が経ちました。

    僕は今シーズンのスペシャルレートを試行錯誤しながら楽しんでおり、先日レートが1800ちょうど(45位程度)に到達したため、使用した「奇形」と呼ばれるポケモンの型を、経緯を含めて紹介したいと思って書きました。

    これを機に逆さバトルって面白そうと思う方が1人でも増えればうれしい限りです。


    さて逆さバトルといえばノーマル、特にメガガルーラが非常に強いといわれており、実際にPGLの使用率ランキングでも最上位に来ています。

    メガガルーラ


    誰も半減できないノーマル技をタイプ一致で打てるほか、強力な先制技や積み技を覚えるガルーラはレート帯を問わず非常に多く、一般的には

    高威力ノーマル技(恩返し、捨て身等)/グロウパンチ/不意打ち/あと1つ(猫騙し、非接触ノーマル技、身代わり、地震、岩雪崩、冷凍ビームなど)

    といった技構成を取り、対策の薄いパーティに対しては非常に強いです。

    悪技を半減に抑える超or霊タイプはグロウパンチの格好の餌食となるため、特に不意打ちは通りやすいと言えます。


    テンプレガルーラ入りに勝つ、すなわちガルーラを後出しから対処する方法に「ゴツメ」持ちを繰り出す戦法が挙げられます。

    しかし逆さでノーマル半減はいないため、グロウパンチ+高火力ノーマルのガルーラに「受け出しから勝てる」のはクレベース程度です。

    威嚇と合わせた高耐久のウインディですら交代際のグロウパンチ→次ターンの恩返しを耐えられません(※グロパン→捨て身ならゴツメウインディが神速を選択すれば相討ちが取れます)し、クレセリアがグロ捨て身で飛ぶことはもはや常識です。

    そもそもクレセは格闘技が抜群で入るため、通常ルール以上にガルーラ側が有利です。

    シングルで数を増やすゴツメジャローダも、非接触の地震で弱点を突かれるため、型と立ち回りによっては相討ちすら取れません。

    そのためゴツメを持たせたポケモンを入れる意義として「たとえゴツメ持ちが突破されても、ガルーラのHPまたは火力、速度を大きく削ってしまえば後続で対処できる」という発想が多くのプレイヤーの根底にあります。

    結果としてスペレに潜っている人の多くはガブリアス(鮫肌と合わせた削り)や、耐久が不十分なスイクン、ウインディ、クレセリア、ファイアロー、ジャローダといったリフを貼ったり、威嚇・火傷を撒ける駒にゴツメを持たせる傾向にあります。


    僕もこの「テンプレガルーラ」を使ったのですが、

    ・メガ枠がもう1体いたこと
    ・サイクルを回すとゴツメ持ちに処理されること
    ・受け指向の選出をすること

    これらが原因で、選出機会を与えられませんでした。

    サイクル戦を好む僕の選出プレイングがテンプレと合っていなかったのです。


    また僕のパーティ(最終形はこちら)は、明らかに苦手とする並びを2つ持っていました。

    ①鉢巻カイリューを受けきれる物理受け+メガフーディンを止められる特殊受け
    ②ジャローダを止める草食+物理炎(大体がゴツメ)

    数値受けや耐性受けを絡めたいわゆる「受けループ」「受け構築」に類され、①のクレベース+ラッキーや②でいうゴーゴート+ウインディにメガ枠を添えた並びは、逆さで流行している対面構築チックなパーティを容易く詰ませます。

    ①②のような並びに共通している弱点は、「物理受けに毒毒が入る」ことと「メガガルーラが回復する」ことではないかと考えました。

    ガルーラは、メガ前であっても強く物理受けを呼び込みます。

    物理受けとして鋼タイプは不適切であり、また毒タイプにはグロパンが抜群で通るため、ガルーラに後投げされる駒には毒毒が良く通るといえます。

    「物理受けに毒を入れる」のがこのガルーラの肝です。


    「毒 ガルーラ」でGoogle検索をすると、メガ前の特性「早起き」を活かした「毒毒+眠る」を搭載したHDガルーラがヒットします。

    簡潔に説明すると、
    『特性「早起き」の仕様上、ガルーラは眠るを選択してから2ターン後に目覚める(素眠りのターンが1ターンしかない)ため、ガルーラを確2にできないポケモンが全員「毒+眠る」の起点にされる』
    というものです。

    この嵌めギミックを使いつつ、残りの構成を考えました。


    またふとしたことから「仮にガルーラナイトを持った素眠りガルーラをメガシンカさせたら、早起きは反映されるのか?」と疑問を持ったことがあり、ネットで調べても分からなかったため、野生のポケモンを相手に独自に検証して以下の結果を得ていました。


    ①ねむるを選択するターンにメガシンカすると2ターン素眠り

    ②素眠り1ターン目にメガすると2ターン素眠り

    ③素眠り2ターン目(早起きなら起きるターン)にメガすると起きて特性親子愛で動く


    ターン開始のガルーラが寝ている状態で起床判定があり、その後にメガの判定があるようです。

    この仕様を知っているプレイヤーはおらず、火力が無いという想定を崩せると考え、残りを「グロウパンチ/ノーマル技」、持ち物をガルーラナイトとしました。

    ノーマル技は、秘密の力だと毒を入れたい相手に麻痺が入ってしまい、捨て身はゴツメ持ちに打つ際の体力管理が難しく、恩返しにしました。


    以下、詳細です。

    ★ガルーラ@ガルーラナイト  特性:早起き→親子愛

    ガルーラ


    毒毒/眠る/グロウパンチ/恩返し

    腕白 H212 A4 B236 D4 S52
    実数値 メガ前 207-116-143-*-101-117
         メガ後 207-146-165-*-121-127

    H 16n-1調整(ゴツメ1回につき34ダメージ)
    A 余り(メガ後のA+2恩返しで、「A194メガガルの捨て身耐え調整」を確定で倒せる程度)
    B メガ前でA182ガブの逆鱗が87~103(42.0~49.8%)、11n調整
    D 余り(メガ前でC173までの一致90技、C120までの一致120技、C143までの不一致シャドボが確3以下)
    S メガ前で最速ラッキー(112)、4振りウインディ(116)抜き


    メガ前の段階で多くのゴツメ持ちに強く出たいという発想から生まれました。

    逆さゴツメ候補に挙げたポケモンのうち、ジャローダにはDに振っても起点にされるため、それ以外を毒で嵌められればと考えました。

    特殊技ベースのゴツメは火力がなく、ウインディやガブリアスを考慮してBに振るべきだと考えました。

    メガ後を考慮していない点と、仮想敵のガブリアスには毒だけ入れて引くことが多い(鉢巻・剣舞考慮)点において、改良できると思っています。

    一方でメガ前の特殊耐久と、メガ後の火力と耐久、Sラインについてより良い調整先があれば指摘・提案していただけるとありがたいです。


    運用する際は、序盤にゴツメ持ちと、焦って引いてくる裏の2体以上に毒を撒き、終盤にメガして相手の意表を2度突くよう心がけました。

    初手で荒らしてから後続のスカーフジャローダで崩したり、瞑想スイクンで詰ませたり、自身のグロパンから一掃したりしていました。

    毒眠ガルーラを使い始めてからは、受けループの並びには負けなくなりました。

    上手く刺さったバトルビデオを載せておきます。

    相手のパーティはこちら

    参考BV
    EGZG-WWWW-WW27-ANTS


    現行のスペシャルバトルはそのルールで遊べる期間が限られており、環境もシングルやダブルに比べて開拓されているとは到底言いがたいため、自分なりの特色のある「メタ」を考えて即座に環境に刺せるのが非常に楽しく、魅力的であると感じています。

    冒頭でも述べましたが、この記事を読んで少しでも多くの方が逆さバトルに興味を持って、参戦してもらえたらと思っています。

    ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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